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意外な落とし穴

実は昨日、ここ最近で一番最悪なことがあった。

 

まだ2,3回しか着ていない、白のツィードジャケットにウーロン茶をこぼしたのだ。

いや、正確にはこぼされたのだ。

この「お茶」の汚れ、実は厄介なものらしい。

 

飲食店での出来事だった。

相手には悪気はなかったもののお気に入り、かつ今楽しめるツィードジャケットを汚されたのにはその場で二つ返事で「いいですよ」とは言えなかった。

とはいっても、ウーロン茶は水溶性の汚れ。

まぁクリーニング店でシミ取りしてもらえば取れるだろうと、頑張って気持ちを切り替え帰宅。

相手の方は良識があり、クリーニング代を渡してくれていた。

その日は遅かったので、次の日クリーニング店に持参。

シミを見せて事情を説明すると、「お茶って実はとれにくいんですよ。特にこれはドライクリーニングオンリーなので、シミ取りしても残ってかえってくる可能性が高いですね。」と店員さん。

体温が高くなり、冷や汗が出てきた。

実はこれ、セットアップで購入したもの。

かつ、今年のSSの商品で同じものはもう売っていないのだ。

 

ひとまず預けて、1週間後に取りに行くことになった。

厄介なんですって

 

あー最悪。

お茶の成分って取れにくいとは初耳だった。

特に、水に濡らせない素材の場合はかなり注意が必要だそう。

最悪シミ取りに強いクリーニングに持っていくしかないか。

 

水で濡らしてもいい素材の場合は、その場で軽く水洗いし、帰宅後ハイター等で取れることもあるらしい。

このジャケットのように濡らせない素材の場合は、濡らさず軽く押さえてふき取り、とにかく素早くクリーニング店に持っていくことだそう。

お茶だからと油断したが、取れにくい成分だとは。

取りに行くまでそわそわした1週間になりそうだ。